市内の小学校3クラスを対象に、「プラスチックのお話と分別体験」の出前講座を行いました。
今回の講座は、SDGs(持続可能な開発目標)に関連した学習の一環として企画されたもので、子どもたちが身近な問題を自分ごととして捉え、興味を持って、今後の学習や行動につなげることを目指しています。
講座の前半では、まず「プラスチックってどんなもの?」をテーマにお話しました。
プラスチックは軽くて丈夫、そして加工しやすいという便利な素材です。
一方で「使い捨てプラスチック」が増え続け、海や川、街の中にゴミとして残り、生き物や環境に大きな影響を与えています。
その現状をスライドや写真を使って紹介しました🐋
子どもたちは海に浮かぶ大量のプラスチックごみの写真や、誤ってごみを食べてしまう動物たちの映像を見て、「かわいそう」「どうしたらいいの?」と真剣な表情で話を聞いてくれました。
食物連鎖によっておこる、マイクロプラスチックの人体への影響についても、気になりますね💦
また、プラスチックごみのルートやリサイクルの仕組み、そして自分たちにできることについても学習しました。
リサイクルマークの意味や、4Rなど、少し難しい内容もありましたが、子どもたちは問いかけに元気よく答え、楽しみながら知識を深めている様子。
講座の後半は「分別体験」。本物の食品パッケージやお菓子の袋、ペットボトルなどを使って、実際にごみの分別を体験しました。
「これはどっちのごみ?」「プラスチックだと思ってけれど、紙だった!」など、友だちと相談したり、講師に質問したりしながら、分別の難しさと大切さを実感していた様子が印象的でした。
この学年では、SDGsに関する講座をシリーズで受講し、学びを深めています。
次回は「持続可能」や「誰ひとり取り残さない」というSDGsの大きなテーマを、ゲームを通して楽しく体感する予定です。
限られた資源をどう使うのか?
子どもたちが“自分ごと”としてSDGsを考えるきっかけになることを期待しています(^^♪
これからも、子どもたちが未来を自分たちの手でつくる力を育めるよう、SDGsの出前講座を続けていきたいと思います。
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