近隣の小学校で、SDGsに関連付けられる講座を選び、1学期の間に順に子どもたちに届けるとう取り組みをしました。
今回はそのひとつ、4年生を対象にSDGs学習ゲーム「ゲット・ザ・ポイント」の出前講座を行いました。
「ゲット・ザ・ポイント」は、鉄やレアメタル、化石燃料、木材、動物、植物の6種類の資源カードを使って、生活に役立つ10種類のアイテムを作り、ポイントを競うゲームです。
一周ごとに発動する「資源回復ルール」で、資源には再生できるものと、なかなか戻らないものがあることを体験できます。
ゲームが始まると、子どもたちは「鉄がすぐなくなっちゃう!」「植物はまた生えてくるんだね!」と目を輝かせ、カードを選ぶ手にも力が入っていました。
最初のゲームでは、自分のポイントを増やそうと「早い者勝ち!」と勢いよく盛り上がる。しかしやがて、資源が足りず「作りたいものが作れない…」と困る声も。
二回目は協力して資源を分け合う「助け合いの世界」に挑戦。
「次の人のために残しておこう」「みんなで工夫して作ればたくさんできるね!」と声をかけ合い、笑顔が広がりました。
45分という短い時間では、ゲームは最後までできませんが、それでもゲームを通して、子どもたちは「持続可能な社会」や「誰一人取り残さない」というSDGsの大切な考え方を、自分ごととして感じてくれたようです。
今回はシリーズの最後の回で、子どもたちから元気な歌のプレゼントもあり、心温まる時間になりました。
ありがとうございました。
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