みんなでプラスチックフリーに挑戦!⑥

SDGsイベント

みんなでプラスチックフリーに挑戦⑥

今週のトピックス(10/6)

こうなんSDGsプロジェクト「プラスチックフリーに挑戦!」
今回のトピックでは、食品容器のリサイクルについてお話ししようと思います!

 

先日、岐阜県安八郡輪之内町にある、食品トレーの会社エフピコさんに伺いました。
とても勉強になり、こちらでいただいた情報を、皆さんにお届けしたくなりました😊

食品トレーの全国シェア34%を誇るエフピコさん。
消費者のニーズに応えて、次々と開発されてきた製品は、素材や機能の面でも、他者の追随を許しません。

また、障がい者の雇用や女性の活躍を推進する企業でもあり、さらに環境に配慮した製品作りをも目指しています👧🏻‎

食品トレー容器のエフピコ
株式会社エフピコはスーパーやコンビニなどで使用される食品トレー容器のリーディングカンパニー。安全・安心・環境に配慮した製品開発、障がい者雇用と一体となった循環型リサイクル「トレーtoトレー」で日本の食文化を支えます。

リサイクル事業にも力を入れていて、食品容器に使われる素材関して、できるだけ多くの種類を再生利用する努力をしています。

循環型のエフピコ式リサイクルは、30年以上前から行われており、当初は社員みんなが反対していたとのことですが、結果的に時代の最先端を行く取り組みとなりました🚩

日本のプラスチックリサイクルの多くがサーマルリサイクルで、つまりは燃料となって燃やされています。(この仕組みについてはまた別の回で詳しくお話ししますね!)
けれどエフピコさんでは、生産、配送、販売、消費者の絶妙な協力体制で、何度でも廃品をまた、製品に生まれ変わらせているのです。

 

エフピコさんで扱うリサイクル材料は、スーパーなどから回収された、透明容器・発砲スチロールのトレイ・ペットボトルの3つです。
これらが再生トレイや、透明容器にリサイクルされていきます。
この工場でできない素材は、得意な別の業者に運ばれていくそうです。

実は、私たち消費者がきちんと利用済み容器を分別することが、その助けになります。
回収業者によっても違いますが、テープをはがす、ちゃんと乾かすなど、ほんの少しの配慮で、より無駄なくスムーズにリサイクルができ、省エネにもひと役買うことができるんです!

回収した容器に、こんなものが混ざっていると困ります!
というのをまとめてみました。
家庭ごみの分別の際に、参考になさってくださいね😊

透明容器(弁当のふたなど)で、リサイクルできないもの
・汚れたもの
・容器に直接印刷あるもの
・ビニールテープがついているもの
・食品以外のもの

発砲スチロールのトレイでリサイクルできないもの
・紙シールが貼ってあるもの
・発砲以外の素材(爪楊枝がささらない)
・食品以外の容器
・納豆、カップ麺の容器

ペットボトルでリサイクルできないもの
・中身が残っているものや
・極端に汚れているもの
・吸い殻などの異物を入れたもの
・薬品が入っていたもの
・油汚れなどの汚れが落ちないもの
・インクで本体に印刷されているもの
中栓は外さずに、ボトルと一緒に出してもOKです


リサイクル工場の中を見せていただきましたが、再生されるまでに、本当に多く工程を経て多くの方が関わっています。

回収も大切だけれど、やっぱり使わない、作らないのが一番なのかもと、高く積まれたペットボトルのキューブをみて思いました。

江南市で回収されたものが、どこに渡り、何に生まれ変わっているのか、よく質問をいただきます。
いつかそちらについても紹介できたらと思っています。

プロジェクトについてはこちらから

 

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