えこすくのメンバーが講師となり、市内の小学校6年生の教室で「SDGsの環境ゴール」と「プラスチックのお話と分別体験」を組み合わせた授業を行いました。

英語の授業で「絶滅の危機にある生き物の食住と直面している問題について英語で表現しよう」を学ぶ単元に合わせ、環境と生きもののつながりを感じてもらう導入として、45分間のプログラムを実施しました。
はじめに、SDGs(持続可能な開発目標)の中から「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」など、自然や地球に関わる目標を紹介しました。写真やクイズを交えながら、地球温暖化や海のごみが生きものたちにどんな影響を与えるのかを一緒に考えました。

後半は「プラスチック分別体験」に挑戦!
実際に持ち込んだごみを、一人ひとりが手に取りながら「これは何ごみ?燃えるごみ?」と自分で考えて箱に入れていきます。
ペットボトルやお菓子の袋、トレイなど、見たことのあるものばかり。
中にはビニタイや紙おむつ、ラーメンのカップなど、判断が難しいものも。
「同じプラスチックでも種類によって分け方が違うんだ!」
「リサイクルマークをよく見ないとわからないね!」
と、驚きの声が上がりました。


授業のあと、子どもたちからはたくさんの感想が寄せられました。
「温暖化を止めないといけないとあらためて思いました。これから自分でできる節電などをしていきたい。」
「シカやライオンなど、食べる・食べられるの関係でつながっていて、一つでもかけたらだめだということが心に残りました。」
「1日100種類くらいの生き物が絶滅していると知ってショックでした。少しでも生きものや植物を守りたい。」
「地球温暖化のせいで絶滅する動物がたくさんいると知り、進行を止めていかなければと思いました。」
「プラスチックがただの“ごみ”じゃなくて、次に何かに生まれ変わるのがわかっていいなと思いました。」
「絶滅危惧種や温暖化の問題は思っていたより深刻だと知った。どうしてなのか、もっと調べてみたい。」

一人ひとりが真剣に感じ、考えたことが伝わる、すてきな言葉ばかりでした。
短い時間の中でも、環境を守ることが「自分にもできることなんだ」と実感してくれた様子が印象的です。
えこすくでは、これからも地域の学校と協力し、子どもたちが楽しく学びながら、地球を思いやる心を育てられる活動を続けていきます。



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